ワンデーカラコンは何日使っても大丈夫？
ワンデーカラコンの寿命
ワンデーカラコンを利用している人がふと思うことの一つが、取り外した時に「まだ、使えるのにもったいない…。」ということ。
確かに、夜取り外したときに朝の状態と全く同じように見えるかもしれません。
しかし、あくまでも、ワンデーカラコンは1日しか使えることができない仕組みで製造されています。
その結果、非常に薄く付け心地が良いものとなっているのです。
非常に薄く製造されているため、1回の取り外しで目には見えない傷や汚れがたくさん付いてしまいます。
そのことから、ワンデーカラコンの寿命は1日というよりは厳密に言えば1回のみの利用となります。
例えば、2時間程度付けたあと、目に違和感があり取り外したとします。
そしたら、もう、そのワンデーカラコンの寿命は終了です。
新しいものを装着する必要があります。
ワンデーカラコンは、それだけ繊細なものだということを決して忘れてはいけません。
ワンデーカラコンを数日使いまわした結果…
では、実際にワンデーカラコンを使いまわした人には、どのような結果が待っていたのでしょうか。
ワンデーカラコンを数日、使いまわしたことで、「レンズが外れない！」といった事態が発生します。
ワンデーカラコンの場合、1日限りのものとなるため、酸素透過率の高いものが一般的です。
そんなワンデーカラコンを非常に乾きやすいものとなり、1日だけの装着でも外しにくいと感じることが多いものを、規定を破り数日間使用した結果、レンズを外すことができず、最悪の場合、手術が必要になることもあります。
また、目に細菌が発生し目が開かないなどといったトラブルも少なくありません。
全般的な目のトラブルとしては充血や目の痛み。
角膜炎やアレルギー性結膜炎などが多く、ワンデーカラコンを使いまわした結果、「視力が落ちてしまった！」ということも少なくありません。
そして、最悪の結果、失明してしまう危険性があるということを決して忘れてはいけません。